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小池アミイゴさんの福岡ツアーに同行していたペイントやイラストのアーティスト、神田サオリさんの展示を先週見てきました。
福岡では僕は演奏メンバーのスケッチをしているところしか見ていないのだけど、それだけで十分惹きつけられるものがあって、加えて詩というのかなんと言うのか、ゆったりとした言葉が添えられていてそれがまた彼女の世界を素直に表していて、すぐに好きになってしまった感じです。
「描くの、スキ」というプロフィールの言葉が本当に似合ってます。

で、今回の展示は風景の写真を撮っている増田茂さんと人の体(「躯」と書かれています)を撮る八木克人さんとのコラボレーションなんですけど、和書の掛け軸のようなベースの上に風景があり、彼女曰く「砂丘のような」稜線を描く躯があり、その上で最後に一筆入魂と言えばいいのか、彼女の描くミニマルな曲線が時に隙間を縫うように、時に上を舞う風のように、踊っている感じです。
こういうコラボ、リミックス的でもありセッション的でもあり、音楽と共通する要素も感じで興味深いですね(順番に重ねてくという意味ではレコーディング的なのかな)。それにしてもこの風景が家の前に広がっているという増田さん、羨ましすぎます!

会場でポートフォリオも見せてもらったけれど、小さな頃中東で育ったという彼女の原体験と、「和」のアイデンティティ、そして彼女の今まで通ってきた道で得た糧や人とのつながりが、端的に表れた展示なのではないでしょうか。
個人的には曲線を中心にした世界がミュシャみたいなアールヌーボーの影響もあるのかなと思いました。
それに、佇まいや話しの間合いなんかからも伝わってくる優しくて存在感のあるオーラはそれだけでアーティスティックで、僕は福岡で見られなかったライブペインティングも是非見てみたいと思いました。

皆さん見てみたくなったでしょう??
丸ビル近くの新東京ビルという(ちょっと分かりにくいかも)ところでやってます。是非行ってみてください!