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事故に遭って家にいる時間がちょっと増えたんでよく聞いてるんです。
最近はめっきりベースを伊賀君(いやしかし素直にうらやましい)に任せて自分はアコギくらいしかない細野さんですが、
はっぴいえんどのボックスセットを買ってから、インタビューなど読みつつ改めて色々聞きなおして見るとこの人はやっぱりスゴいベーシストだなと思い直してるわけです。

クラウンイヤーズのボックス
もよかったけど、これは音源は持ってるからDVD目当てだったのに肝心のDVDでベースを弾いているのは1曲だけで少々欲求不満(CD持ってない人はお得だしオススメです)。
最近買った中では「はらいそ」と前田憲男とやってる「ソウルサンバ(ホリデイ・イン・ブラジル」が面白かったです。
特にソウルサンバの方は全編インストで、ティン・パン・アレイ+前田憲男(フルバンじゃなくてキーボディストとしての参加)。細野さんのベーシストとしての味が存分に楽しめます。
ワンノートサンバとかイパネマとかやってて分かりやすいし。

インタビューでも言ってますが、この頃は沖縄のごった煮を意味するちゃんぷるーとファンキーを合わせて「チャンキーミュージック」を提唱・実践している頃で、特に「はらいそ」やクラウンボックスの方はニューオリンズ+沖縄+中国みたいな不思議なソウルミュージックのるつぼです。

ちなみに細野晴臣を最初に聞いたのは高校2年くらいの時(YMOは別として)。
図書館に唯一置いてあった「銀河鉄道の夜」のサントラを聞いて、僕は「なんじゃこりゃ????」。
一向にその不協和音(だったように当時思えた)ワールドが理解できず、「この人は知らんでいい。YMOでいいや」と思ったのでした。
その後は坂本龍一の方がよほどたくさん聞いてましたねえ(坂本龍一も、ベーシストの敵だこの人みたいな作品が多かったんではまるほど好きでなかったんですけどね)。

次の出会いは矢野顕子を通して。
WoWoWで放送されたTOKYO MUSIC JOY。91年だったかな(げ!もう15年以上前??)。
ビル・フリゼルとナナ・バスコンセロスとのトリオという今じゃ絶対ありえない強烈なユニットで出演していたライブで、初めて「終わりの季節」を聞き、なんていい曲!と思ったのでした。
この頃やってたバンドでもカバーしたなあ、これ。
その後「HOSONO HOUSE」が再発され、結構聞きましたが、それでもまだアレンジは矢野さんの方が好きだなあ、くらいに思ってました。

その他はっぴいえんどについては、曲はいいと思ったものの鈴木茂の声が余り好きでなかったため(そういう人多くないですかね?アク強すぎでしょう)それほど聞き込まず。

そんな訳で細野さんのベースプレイを意識して聞くようになったのは割と最近でして。
歌モノのバックとしては荒井姓時代の松任谷由美での演奏(後藤次利だとずっと思い込んでました・・)が一番だと思いますね。
後はまだちゃんと読んだことないですけど一時期パニック障害で大変だったらしく、今のニコニコおじさん的な風貌からは想像付かない目一杯の人生を送ってきてるようですね。

んな訳でここに書いた以外もキャラメルママ、ティン・パン・アレイ界隈は面白い音楽をたくさん残してくれてます。
再発で最近出ているものはリマスタリングでとにかく音がいいんで、昔聞いたとか持ってる、って人も新しい盤で是非聞いてみてください!

あ、最近でもYANCYのライブではハリケーンドロシーなんかをよく演奏してますねえ。