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どれだけ思い出せるか分からないけれど、museyのレコーディングメモなど。。

今回の特徴としては、
・ボーカルも含め基本的に全部一発録音。
・それほど広いとは言えないスタジオで全員一斉音出し。
・グランドピアノあり
・コンガあり
ということで、録音条件からすると今までで一番厳しいセッティングだった。実は。

でもまあ、予想していたよりは大幅にいいものが出来ました。最後はmueの緻密なチェックにとにかく付いて行った感じ。 ■録音について

使った機材としては、
・iBookG4(クロックが1GHz→1.2GHzへアップ)
・MOTU 828MK2
というコア機材に、
新顔として
・ADA8000(8CHマイクプリ+ADコンバーター)
を加えた感じ。
その他一部の曲ではPresonous BlueTubeも。

またS/Wは
・Logic 6.4→Logic Pro 7.0.1
にアップしての録音。

他にはマイクとして
・Rode NT2000(ボーカル、ピアノ他)
・Rode NT2(ピアノ)
・Rode NT4(コンガ)
・Rode NT1(アンビエント)
というRodeコンデンサー組に加えて
・AKG C-451(ギター)
・Audio Technica ATL290(ピアノ用ボーカル)
・Shure Beta57(サックス、コーラス、パーカッション)
・Shure SM-58(コーラス)
・Shure SM-57(シンバル類等)
といったところも利用
ギター、ベースのラインなんかも合わせると、合計で10?12CHのマルチ録音。

スタジオとしてはほとんど吉祥寺のLeda(マンダラグループで作ったばかりのスタジオ)を使用。部屋はほとんどグランドピアノのある部屋を利用。

ギターの基本的なセッティングは下の写真のような感じ。
mue mic セッティング
ギターはホール脇から50cm位離れたところをAKG C451で狙い、ボーカルはやや高めの位置からNT2000で収音。
更にネック側1mくらいの距離でNT2(もしくはNT1)でオフマイク収音で補足。曲によりラインの音も追加。

パーカションはほとんどコンガのみのためNT4のステレオ収録をメインにして、コーラスをShure SM58で拾う際に入る音を混ぜる感じ。
NT4のみで拾うというのはちょっと不安もあったけれど、意外にシンプルに録れて扱い易かったかも。
加えてシンバル等が入るものはSM57で補足。

こう書くとあっさりしたもんだけど、結構大変でした。

サックスはBeta57一本で収音。ブレスノイズが気になる曲もあったけれどそれはコンプ・ゲートとEQで何とか調整。

ベースはFishmanのウッドベース用プリアンプ(しかなかったんで)を利用。思いのほか問題なし。
魚のみイッチー持ち込みのコンプ掛け録り。

ピアノはNT2000とNT2を逆ハの字型に設置。NT2000が低音側かな。
初めて試したセッティングだけれど、歌ものとしてはとても使い易いサウンドになったと思われる。まあその辺はCD聞いて下さい。

ボーカルに関してはギター曲はNT2000で全く問題なし。
ピアノ曲でATL290を使ってみたけれどこれもうまく溶け込んでくれたと思う。

■ミックスについて
ミックス時はこれまたいつもの通り
PowerMAC G4 1.25GHz
にTC PowerCore PCIを加えた構成。
これにS/WとしてLogicにWavesのL1、C1、S1、PAZを利用。

まずギターについては、弦を張り替えて間もなかったこともあって割とアタックが強くなっていたのでその辺が耳障りにならないように2K?3Kの音を細かくカット。
低音についてはベースが入るか入らないかによりかなり調整。基本はベースの無い曲では低音をしっかり出す感じ。

ただ別のスタジオで録音した「旅の途中」では隣接フロアでのリハ音(特にベース)が漏れて、100Hz以下の低音ノイズがものすごいことになっていたのだけど、デュオ曲で低音をそうそうカットする訳にも行かず、ラインの音をかなり混ぜたバランスに。

大抵ボーカルと同じリバーブを軽めにかける感じ。
コンプは大体logicのアコギ用プリセットを修正して使用。

ピアノは割とフラット。「宇宙な生活」はリフがポップに聞こえてくるよう中域を持ち上げ。コンプはLogicのものよりWavesのC1をよく使った気が。
定位はそれほど左右に広げず適度にセンター。

コンガは曲によってアタック感をかなり調整。
コンプは大抵Logicのものを利用。
EQでは割と200Hz以下をカットする感じ。
その辺はCDで聞いて下さい。

ベースはラインの音まんまだと低音だらけになってしまうので「重心を低めに」というmueのリクエストに反しない程度に細かくカット。後は割と350Hz近辺はカットしてアタック補正のために1KHz近辺を割と持ち上げた気が。

ミックスで割と気を遣ったのはリバーブ。
当初スタジオ系のルームリバーブを当てていたのだけど、Preディレイの感じが今イチだったので大半をプレート系に。
mueに細かく確認してもらい、LogicのSpace Designerの膨大なプリセットから幾つかの候補をピックアップして曲により使い分け。

最後の仕上げは最終段でLogicのMulti Pressorで調整したものにSony OxfordのInflatorで音圧設定。

■反省
コンガの音は出来る限り他のマイクに被らないように毛布で囲うなど最大限の工夫はすべし。
録音する時点でテイクが後から分かり易いように(これいい感触だったとか、途中で止めたとか)整理しながら作業すべし(何せ2日間で10曲以上録音してるんで)。

という感じでしょうか。。。。

誰が読むんだろう、こんなマニアックな内容。