京王線での接続速度
前回接続に成功したイー・モバイルのルーター「GL-06P」によるNifmoでのインターネット接続ですが、
たまたま昼間に京王線で多摩方面から渋谷近く(神泉駅)まで移動したので、その間に何回かスピードを計測してみました。
計測した環境としては、NifmoのSIMを入れたGL-06Pルーターでテザリングを行い、それに対してソフトバンクのiPhone6で接続した状態です。ツールはソフトバンク謹製の「ツナガリチェッカー」を使わせてもらいました。
最大12.53Mbpsから最低0.78Mbps
割と分かりやすい結果になったんですが、多摩方面で最大12Mbps超え、神泉駅前では最低の1Mbps切りという感じでした。
対応バンド
まず先に整理しておきますが、GL-06Pをドコモ回線で使う場合、LTE回線で接続できるのは2013年10月から提供が始まった
- Band3 (1800MHz)
だけです、実は。
他に一時期騒がれた800MHz帯を含むBand1、Band19、Band21というバンドは接続できません。
3Gに関しても、FOMAプラスと呼ばれる800MHzであるBand6には接続できず、
- Band3 (1800MHz)
- Band1 (2100MHz)
- Band9 (1700MHz)
に接続できるだけです。そういう意味では他のバンドに対応する端末でのテストに比べると随分不利な条件と思ってください。
調布まで
まず相模原線の某駅から調布までの間ですが、こちらはすこぶる順調でした。
4箇所で計測して全部10Mbps超えという結果です。
その間はずっとLTEでの接続を維持し、幸先の良いスタートです
調布からトンネルの間
調布駅では地下に入るわけですが、ここで接続は3G接続になりました。
それでも接続速度は6Mbpsを出していますが、その後布田駅に移動する間に1Mbps程度まで落ちています。
まあ仕方ないというところですかね。
つつじヶ丘から明大前
トンネル区間を抜けた後も、しばらく「3G」の表示が消えなかったため、ルーターの電源を一度オフ→オンした結果、接続はLTEに戻りました。この一度3G接続になるとLTEの電波が掴めるはずのエリアでも3Gのままになる、というのはルーター側の癖の様ですね。
こういう状況になるのって移動中くらいなんで、大きな問題ではないと思うんですが、気にはなります。
明大前から神泉駅
明大前の乗換のタイミングでは、ちょっと時間に余裕があったんで、同じルーターでイー・モバイル回線の速度もちょっとだけ試してみました。
改めて計測したらヒドかったソフバン4G回線
具体的には、

明大前駅近辺でのある日の回線接続速度一覧
一番下が明大前駅に到着する直前の4Gソフトバンク回線。
アップダウン共に「error」って!ヒドいですね、これはこれで。
実際4Gではうんともすんともならなくなって、「あれ、これって速度規制?」と思ったりするのがこういう時ですw
都心に近づいたけどなかなか優秀なNifmo回線
続いて測ったのがNifmo+GL-06Pでの接続。京王線側ホームです。
7.77Mbps出ていて、ホッとしました。
優秀だったイー・モバイル回線
続いて仕事のメールをチェックするために仕事用のイー・モバイルSIMの入ったGL-06Pでの計測。
16Mbps超えの接続で、さすがです。というか見直しました、イー・モバイル。
イー・モバイルには負けたが、十分使えるNifmo回線
この後もう一度、今度は井の頭線側ホームにてNifmoで接続してみて、11Mbpsを計測。ちゃんとスピード出てますね。
電車に乗ってからも再度両回線で計測してみましたが、Nifmoで8Mbps台、イー・モバイルで12Mbps台で、やっぱりちょっとイー・モバイルの方が優秀な結果が出ているようです。
安定しない神泉駅前
最後に降車駅の神泉駅にて計測してみましたが、ここはなかなか厳しい結果が
以下のとおり、最低1Mbps切りからエラーで計測できずを経て最高は8Mbps台、という感じです

下から3行目以上が神泉駅前での接続速度
ちなみに神泉駅に入る手前がトンネルがあるんですが、ここでは3G回線すらつながらない状態になりました
全体としての接続安定度は大きな問題なしか
最後の新鮮は渋谷の道元坂近くということもあり、13時台という時間帯ではかなり負担のかかる状況になってるんでしょうかね。
あとは建物も密集しており、そこら中からWifiの電波が出ていると思うので、その辺りも安定性に悪い影響を与えているのでは、と疑っています
今後は他の時間帯や打ち合わせ現場でも試してみたいなと思っています。
ずっと接続速度が遅い、という状況には一度も陥らなかったので、個人的には満足な結果だと思っています。
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