Jaco Pastrius Big Band live@BluNote Tokyo

高校の頃から一度は見てみたかったJacoのビッグバンド、ようやく見に行くことができました。
もうねえ、どしょっぱつから「Soul Intro〜The Chicken」だもの。
チキンって下手に適当にセッションするとかなり「ああやっちゃた」みたいなどうでもいい曲になってしまうんだけど、ここで聞いたのは本物の「The Chicken」でしたよ。うん。
でもなんと言ってもピークは「Liberty City」かな。
高校の頃「Word of Mouth」でこの曲を聴いて感動した自分の記憶が甦ってきました。
基本は循環の一発ものなのに、なんでこんなにカッコいいんでしょう。ビッグバンドならではのダイナミクスの上であのベースリフとあのメロディとソロと。ブレイクとかはオリジナルより練った感じだったし。
これが聞けてもう満足。
一つ惜しかったのは「3 Views of a Secret」をこのセットではやらなかったこと。でもトゥーツシールマンスいなかったしまあいっか。

で3人登場したベーシストもそれぞれ頑張っていたけれど、なんと言ってもGerald Veasleyが一番スゴかったです。
クリスチャンマクブライドをスマートにしたようなこの黒人の兄ちゃんは正直この日まで全然知らんかったけど、Jacoのプレイスタイルを踏襲しつつアクティブの6弦ベースの良さを最大限に活かした演奏で、観客みんなの注目をさらってました。

まだやってるんで興味ある人は是非ブルーノートに行ってみて下さい!

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