マスタリング時の音圧操作は難しい

音源制作を幾つ作ってもなかなか「これだ」というやり方が見えにくいのがマスタリングです。いやホント。
特に音圧の問題はやっぱり永遠の課題という感じでしょうか。
今Logicで使っているマスタリング時のプラグインとして、
・multi pressor(マルチバンドコンプ)
・WAVES L1(マキシマイザー)
・Adaptive Limiter(マキシマイザー・リミッター)
・Normad Factory Dual Limiting Amplifier LM-662(マスタリングコンプ・リミッター)
・Sony Oxford Inflator(マキシマイザー)
とまあこれだけあるんですが、それぞれやっぱりキャラクターがあって、しかも設定も色々で。
この内なかなか便利で簡単だったInflatorがIntel Macにまだ対応してないということもあって、最近入手したNormad FactoryのLM-662なんかも試したんですけど、設定が悪いのかもうサウンド全体が波を打ったようにうねうねしてしまってなかなかしっくり来ず。
何だかんだ言ってほとんどmultipressor+Adaptive LimiterというLogic純正の組み合わせに頼ってます。
それでも、最終的な音圧をどこまで持ち上げれば歪まず、不自然にならず、かつ「他のCDより音が小さい」と言われないか、といった点は本当に試行錯誤です。

ネットでも随時情報収集はしているんですが、RMSで-8dbまでは大丈夫とか、いや-10dbとか。
どこかではデジタルのリファレンスレベルは-16dbだとか書いてあったりもするんですが、これって基準入力レベルの-10dbを引いた上の数値ですよね???
RMSが-16dbなんて耳に全く残らない貧弱な音になりますって。
かといって-16+10で-6dbってのもなあ。。
そこまで上げたら○vexのダンストラックもビックリの歪みまくりトラックになりますよねえ。
音圧を上げれば理論的にはダイナミックの幅は失われていくわけで、アコースティックさと両立するのは難しい問題です。
PEAKで-0.1db、RMSで-10dbの線を守ったって歪むときは歪みますしね。
いまどきな音源はみんなどうやってるんだろうとYUKIの曲とか聴いてみるとすんごい音圧なんですけど歪みはないんです、これがまた。さすがだ。
YUKIはジャンル違うだろうってことでEddi Readerとか聞いてみてもやっぱり音圧あるけどとことんクリアですね。

誰かかアドバイスくれませんか。。。

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