9月7日はフジタカコ(どうやら苗字が「フジタ」で名が「カコ」らしい)というシンガーソングライターのライブが渋谷ロフトヘブンというハコで開催される、というのを、開催の前の週くらいに本人のインスタライブで知りました。
そのインスタライブもたまたま通知を見て「どんな人なのか覗いてみよう」くらいのつもりで見たんですが、
そこで紹介していた「天使になったら」という曲の印象が強くて、「チケットがあとちょっとだけあるみたいです」という説明を聞いてすぐチケットを買って見に来たわけです。
だから彼女の曲もYouTubeでざっと聞いてみた程度でほとんど知らずにライブを見ることになったんですが、とても刺さるステージでした。
「裸になるために一度アコースティックでのソロステージが必要だった」と本人が語っていましたが、何か音楽キャリアの転換期にいるんでしょうね。ひょっとするとプライベートでも転機があったのかも知れないです。
「悲しいことも一杯ある」という感じの説明もされていました。
他に印象的だったのは、他人、第三者を主人公にしてその気持を代弁するような歌詞をよく書いているそうなのだけれど、その第三者の気持ちに自分が同期してしまう、といった説明(だったと思う)をされていて、その自分を否定していなかったところ。
うまく説明できないですが、彼女なりの他人へのよりそい方なんだろうな、と理解しました。
10月にチャージなし、ドリンク代のみのライブを開催するということなので、また見に行こうと思ってます。
余談ですが、「渋谷ロフトヘブンてどこよ?それ」と思いながらGoogle Mapを追いかけて歩いていくと、「これ青い部屋の場所じゃん」と思い、実際そうでした。
青い部屋は過去に何度も出演していて、アングラ、エログロ文化の象徴のようなハコだったんですが、すっかりおしゃれな空間になっていてびっくりです。時代は代わりますね。
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