Fuji Rock 3日目

FRF06
最終日。晴天!
まずDouble Famousを見ようと思ってオレンジコートに行くも、時間を過ぎてもステージに誰も現れない。
15分ほどしてアナウンス「Webでお伝えしましたとおり時間が変更となっております」って、おい現地とかプログラム売り場でアナウンスしろよって。
肩すかしはくらったけれどそのままフィールドオブヘブンに移動。
僕が弾いていないときによくYANCYと一緒にやっているトシさんや椎野さんがいるバンド。
一歩間違えればどろどろ男臭いブルースロックになりそうなところを、MAIちゃんのアコギとボーカル、そしてピースフルなキャラが乗っかることでいいバランスになってるバンド。
MAIちゃんかっこいいなあ。
途中たまたま行列のなくなっていたグッズ売り場でフィッシュマンズのTシャツを購入。誰が歌うんだろう?楽しみ。

グリーンステージに移動するとKT TUNSTALLの演奏。
暑い!とにかく暑い!ということでビールが進みます。
彼女はJANISみたいなちょっとしゃがれた声でちょっとブルージーな、でもキャッチーな曲を歌う。かなりパワフル。最後の曲はよく耳にしたなあ。
オレンジコートで小野リサを見るのに、途中で空いてるトイレに寄ろうとホワイトステージを経由すると、打ち込み+生楽器のやたらかっこいいバンドが耳に入ってくる。
ああ、iPodのCMでかかってる曲だ。
ライノセラスというフランスのバンドらしいけど、めちゃくちゃいい。
ファンキーだけどリズムは跳ねてない感じ。この辺がロック。
フィールドオブヘブンまで来ると、すでに2時間後のフィッシュマンズを待っている人たちがたくさん。
期待の大きさがよく分かる。

人混みをかき分けそのままオレンジコートに向かうと既に小野リサの演奏中。
hitmeはフェビアンレザパネさんのピアノなんかとともにちゃんと(変な言い方かな)活躍してました。
きっちりまとまったバンドの中で「これだ」というソロを入れる、うまく言えないけどそういう演奏。素敵です。
でも初めて見るお客さんを意識してかボサスタンダード中心の演奏で、もうちょっとリズミックな演奏を聴きたいなあとちょと思う。
全部見るとフィッシュマンズのステージに入れなくなりそうだったので、途中で移動。

ビールを買う行列に加わっている間にイントロスタート。
最初はボーカル抜きで1曲。会場の期待も盛り上がる。
それにしてもすごい数の人。こんなフィールドオブヘブンは4回目にして初めて。
満を持して登場したのは原田郁子ちゃん。
ちっちゃい体できっと後ろのお客さんは見えなかっただろうけれど、歌声はみんなにしっかり届いてたでしょう。
その後はキセル、UA、永積さんなどなど、1曲一人のペースでボーカルがどんどん替わっていく。
こんなライブそうそうは見られないでしょう。
僕はフィッシュマンズにそんなに詳しいわけではないけれど、ダブとロックを土台に色んな音楽を詰め込んだこのバンドの独特な世界観は十分伝わってきた。
それぞれのボーカリストもそのことを十分分かって歌っている感じ。
最後に永積さんの歌ったナイトクルージングはもう午後のステージをそのまま一気に深夜の海の中に連れて行ってくれました。

ここまでで名残を惜しみつつ会場を後に。。
今年も何にも代え難い体験をさせてくれました。

自然の中で邦洋楽問わず広大な音楽村を作り出してくれるフジロックはやっぱりすごいです。
また来年もきっと来ることでしょう。

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